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- 2020.12.19 Saturday
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いよいよ、今週末、9月29日(土)に東京・新宿「Live Wire HIGH VOLTAGE CAFE」で開催される「大人の学校」の深志美由紀ゼミ第4回。同講座のゲスト講師として出演していただくフリーライターの姫野桂さんが一昨日、23日(日・祝)、東京・渋谷「LOFT9」で、『私たちは生きづらさを抱えている 発達障害じゃない人に伝えたい当事者の本音』(イースト・プレス)出版記念イベント『少女と生きづらさ〜生きづらさの正体とその果てにあるものとは〜』を開催しました。今週末の予習、復習として、同イベントを簡単に報告いたします。
「少女と生きづらさ」をテーマに、ゲストには彼女が心酔する「アーバンギャルド」のヴォーカルで詩人、俳優の松永天馬さん、「実験台モルモット」のヴォーカルで男の娘の谷琢磨さんを招き、活発、かつ、濃密なトークが繰り広げられました。
アーバンギャルドは「少女」や「病的にポップ」などをコンセプトに活動中で、“発達障害”を具体的に掲げていないものの、「ファッションパンク」の歌詞には“デパス”、“パキシル”、“コントミン”、“エフェドリン”、“ハルシオン”…など、精神安定剤や抗うつ薬、睡眠導入剤などの名前が出てきます。同薬は発達障害の薬ではないですが、発達障害の二次障害で、うつや双極性障害、睡眠障害を患っている方に処方される場合もあります。
また、姫野さんはこの日、水玉の服を着てきましたが、アーバンギャルドに「水玉病」という曲があるからで、その歌詞には“ 水玉病は少女特有の病です”とあります。ディープなファンゆえの心遣いですが、マニアゆえのカルトな質問や発言がされました。「バンギャ」(ヴィジュアル系バンドギャル)や「池袋サイバー」(ヴィジュアル系の公演で使われているライブハウス)など、専門用語(!?)が飛び交います。
さらに、松永さんは「女子」の反対語は「おっさん」ではなく、女性の生きづらさからの解放は「フェミニズム」として長年築き上げられて来たけど、男性の生きづらさである「マスキュリズム」(男性に対する性差別『男性差別』の撤廃を目指す思想や運動である)が日本で話題になるのは20年先なのではないかと語ります。
谷さんは女装子だが、性癖として女装をしているわけではなく、たまたま、ある撮影で、モデルが来られなくなったため、彼だけが小柄でサイズがあったことから代理でモデルを務めることになったそうです。それがいつの間に仕事になったといいます。谷さんはそれ以前にホルモンの影響で胸が大きくなるなど、身体の変調があり、それに付随して生きづらさも感じていたといいます。彼とはロリータファッションの話で盛り上がります。特殊なブランド話がてんこ盛りで、マニアライクな話に花が咲きます。
二人とのトークの後は谷さんと天馬さんのミニ・ライヴが行われました。谷さんは切ナ色歌謡ロックバンド『実験台モルモット』のコエ担当として、「溜息の狂想曲」を歌い、独自の耽美な世界を披露します。天馬さんはアーバンギャルドの曲ではなく、サブカルシーンではカルト的な人気を誇るバンド『面影ラッキーホール』(現Only Love Hurt)の「好きな男の名前 腕にコンパスの針でかいた」という痛い名曲をこのイベントに合わせ、選曲し、熱唱していただけました。
姫野さんは「大物をゲストにお招きしたので、今はプレッシャーから解放されています〜」といいます。「発達障害」の基礎や基本の知識などを紹介しながらも、姫野さんの多才な興味や知識を披歴するイベントになりました。それはエンターティンメントとしても成立するものでもありました。先月、8月28日(火)に東京・下北沢の「本屋B&B」で開催された出版記念イベントとは趣を異にするイベントでしたが、エンタメ要素満載、華やかなステージになりました。彼女の引き出しの多さ、懐の広さを物語るものになったのではないでしょうか。この日、好きなアーティストと、同じテーマで表現できることを喜んでいるようでもありました。
今週末、9月29日(土)の「大人の学校」の深志ゼミでは「生きづらさと恋愛の難しさ」をテーマにトークを展開していただきます。先日、発達障害をカミングアウトした深志美由紀さんとのトークイベント。単なる興味本位ではなく、当事者としての貴重な意見も聞けるはずです。発達障害当事者の方もそうでない方も必見・必聴です。白熱のトークショーを楽しんでいただけるものになるのではないでしょうか。同時に皆様からも積極的なご意見やご発言もお待ちしています。「発達障害」というものを身近に感じ、生きづらさや恋愛の難しさを解決する、その一助になればと思っています。ご来場を心より、お待ちしています。
■■深志美由紀ゼミ第4回「生きづらさと恋愛の難しさ――“うまくいかない”のは『大人の発達障害』の傾向ありかも?」ゲスト講師・姫野桂(フリーライター)■■
■日時:2018年9月29日(土) 開場:午後1時30分 開演:午後2時
■場所:東京・新宿「Live Wire HIGH VOLTAGE CAFE」
Cafe Live Wire 新宿 2 東京都新宿区新宿5丁目12-1 新宿氷業ビル3F
(1F割烹「いちりん」右階段上がる)
都営新宿線「新宿3丁目」駅 C6〜8出口から徒歩5分
丸ノ内線・副都心線「新宿3丁目」駅 B2出口から徒歩8分
JR線「新宿」駅 東口から徒歩12分
■参加費:入場料:前売り2000円+ドリンク代(1ドリンクOR 1フード600円)・当日2500円+ドリンク代(1ドリンク OR 1フード600円)
前売りに関しては、以下へアクセスいただき、直接、お申込みいただければと思います。
http://boutreview.shop-pro.jp/?pid=133161726
※本ゼミ後は、同会場で出演者を囲み、懇親会を開催させていただきます(開催時間は2時間ほど)。料金は3500円(フリードリンク+フリーフード)になります。懇親会参加者には、入場時にウェルカムの1ドリンクをプレゼント。入場料以外に別途1ドリンク代は不要になります。懇親会に参加されない方は、当日受付時に別途1ドリンク代OR 1フード代600円が必要となります。(2ドリンクOR 1ドリンク+1フード購入の場合は200円引きの1000円とお得です)
なお、前売りをお申込み後、schoolforadult@yahoo.co.jp まで、以下のアンケートにご回答ください。ゼミ開講の際の参考といたします。必須ではありませんが、ご協力いただけると助かります
■アンケート■
■お名前(ハンドルネーム可)
■性別(男性・女性)
■年齢(未成年でなければ年齢制限はありません)
■居住区(都道府県)
■職業(大体でかまいません)
■自己紹介(あなたのブログ、HPなどありましたら、お教えください)
■モテに関して、悩みなどはありますか?
■「大人の発達障害」に心当たりはありますか?
■深志美由紀ゼミナール第4回に関してのご質問&ご要望
■ご連絡先(フリーメールでもかまいません)
■前売り券は購入済・未購入
■懇親会に出席する・出席しない
■主催・大人の学校 http://school4adult.jugem.jp/
■後援・うるおいヘルスケア株式会社 http://uruoi-for-all.com/
■協賛・秋葉原ラブメルシー http://www.akibalovemerci.com/
・TOKYO DESIGN http://tokyo-design.jp
■問い合せ・大人の学校・幹事会
( schoolforadult@yahoo.co.jp )
※ご質問などありましたら、ご遠慮なく、お問い合わせいただければと思います。その場合は、タイトルには「問い合わせ」とお書きください。携帯電話、スマートフォンからお送りの方は上記のアドレスを受信可能に設定ください。